コットンソフトカシミアは、佐藤繊維オリジナルの特殊な紡績技術によって生み出された「コアヤーン」(芯のある糸のこと)。 極細のコットン糸を芯にして、それを柔らかいコットンとカシミアの綿状の繊維(スライバー)で包み、1本の糸に。表面は綿なので、なめらかな手触りで肌のタッチも柔らかい。 通常の綿糸は、双糸(糸2本を撚り合わせたもの)や、三子糸(糸3本を撚り合わせたもの)で構成されるが、このコットンソフトカシミアは、単糸(糸1本)のような見え方で、断面も円形になっている。 単糸の最大のメリットは、糸の状態よりもニット地になった際に現れる。双糸や三子糸は編んだ際に、糸の形状上、表面に多少の凹凸が見られるが、単糸ではそれがなくスムースな表情に。これによって糸が肌と接する面積が広くなり、結果、体感的な風合いの良さも倍増する。